帝王切開が怖くて泣いた。受け入れられなかった私が今思うこと

子育て

こんにちは。まる美です。
今回は、帝王切開が決まってからの気持ちについて書こうと思います。


帝王切開が決まりメンタルが落ちた



第一子は経膣分娩、第二子は骨盤位(逆子)で帝王切開となりました。

30週過ぎたあたりから逆子だった気がします。
まあ戻るだろうと思っていましたが、36週になっても戻らず・・
逆子体操をしたり、おなかに手を当てて「あたま下だよ~」と声かけしたり

いろいろやってはみましたがダメで、
ついに帝王切開手術の日程を決めました。

手術が決まってから、メンタルが落ちてしまって
帝王切開のことを少し考えるだけで涙が出てくるようになりました。

健康な身体に、メスを入れる恐怖。

赤ちゃんに会えるのは楽しみなのに、
その前に「手術」があると思うと怖くてたまりませんでした。

頭では「赤ちゃんのために必要なこと」と分かっていても、
気持ちは全然追いついていなかったです。

また、手術をして体にメスを入れてしまったら
元の健康な身体には戻れないのではないかという怖さもありました。

私が何より怖かったのが、術後に起こる内臓の癒着です。

帝王切開後の癒着が不安だった


癒着について、私なりに調べてみました。


帝王切開における「癒着」とは、手術の傷が治る過程で、
本来離れているべき子宮と腸や膀胱などの臓器、

あるいは腹壁がくっついてしまう現象です。
複数回の帝王切開や強い炎症が起きているとリスクが高まり、
慢性的な腹痛や便秘、不妊症、将来の再手術時のリスク増加などを

引き起こす可能性があります。


この後遺症を一生抱えて生きていくの・・?
と不安になりました。

このままではメンタルがやられてしまうと思い、
妊婦検診で、先生に術後の癒着をとても心配していることを伝えました。

ベテランのおじいちゃん先生だったのですが、
このような回答をくれました。

「自分が前に帝王切開したお母さんの帝王切開をすることがよくある。
またお腹を開いてみるけど、癒着していないよ。
丁寧に縫っているから、癒着もほとんどないよ。安心して。」

と言ってくださいました。
もちろん、医学的根拠はないですし、
私を安心させるために行ってくださったのかもしれません。
でも先生がこう言ってくれたことで、私の不安がだいぶ解消されました。

もし今から帝王切開で不安を感じている方は、
不安要素を先生に細かく聞いてみてください。
思っているより安心できて、気が楽になります。


ちなみに、私の母は眠れなくなり、父は毎朝仏壇に逆子が治るように祈っていました。(笑)
あの時はみんな必死だったのですが、今思い出すとちょっと笑ってしまいます。

今なら親の気持ちが分かるなぁと思います。
例えば私の娘が将来帝王切開するとなって、お腹を切るのかと思うと泣くかもしれません。(笑)
親も必死だったんですよね。

いよいよ帝王切開へ。



帝王切開前日、入院先で全然寝られなかったのを覚えています。
怖くて睡眠どころではありませんでした。

当日、来てくれた夫と長男と部屋でばいばいして
手術台へ。

背中に麻酔を入れる管を挿入する際、横を向いて丸くなる体制をとるのですが、
お腹がつっかえて丸くなれず、何回か試されて(刺されて?)痛くて痛くて涙が出ました。
正直、あの瞬間が一番しんどかったです。

下半身麻酔が入ってからは、
まだ麻酔が効いていないうちに手術されるのが怖くて
「まだ感覚あります!」と堂々と言っていました。
が、「今お腹をピンセットでつまんでいるよ。痛い?」
と聞かれて、「え、全然分からないです(笑)」と・・。
ちょっと恥ずかしかったですが、多分あるあるなんだろうなという感じでした。

手術中は怖くて怖くて、手を握ってくれている助産師さんの手を
もう握りつぶすんじゃないかっていうほど力いっぱい握っていました。
結構痛かったんじゃないかと思います・・。本当に申し訳ない。

しばらくすると、娘をお腹から取り出すときに先生が
「ん?頭が引っかかってるな。」
とおっしゃって、私の体が少し揺れるくらい引っ張って
娘が出てきました。

私の勝手な推測ですが、娘の頭は本当に小さくて
家族や友人にも頭が小さいねと言われるくらいだったのですが、
私の肋骨?とかにはまってしまって身動き取れず逆子だったんじゃ・・?
と考えたりもしました。

娘誕生。変わりすぎた心境


娘が出てきてからは体の力が抜けて、
「かわいい!かわいい!かわいい!」
しか考えられなくなりました。
助産師さんも、手が解放されて一安心したのではないでしょうか(笑)

まだお腹は開いていて先生が縫ってくれているんですが、
横で処置されている娘をずっと見ていました。
お腹が開いているなんて、どうでもよかったです。
ほんとに「かわいい」という感情しかありませんでした。
アドレナリンが出ていたのかもしれません。

あんなに怖かった帝王切開ですが、娘を産んだ瞬間にどうでもよくなりました。
もちろん術後の傷の痛みなどは大変ではありましたが、
産前みたいに癒着がどうとか、後遺症がどうとか、
そんなことは考えなくなりました。

今思うこと



今振り返ると、あの頃の私は、
「帝王切開が怖い」と思ってはいけない気がしていました。

赤ちゃんを無事に産むための手術なんだから、前向きでいなきゃ。
帝王切開なんて沢山の人が経験しているんだから
自分だって出来て当たり前。

でも、本当は怖くて当然だったんですよね。

健康な身体にメスを入れること。
自分ではどうにもできない手術台の上に横になること。
何が起こるか分からないまま、その時を待つこと。
後遺症が残るかもしれないこと。

いやいや、怖すぎますって。
嫌だ嫌だと泣き喚いたっていいです。だって嫌だから!

だからもし今、帝王切開を前にして不安でいっぱいの方がいたら、
「怖い」と感じる自分を責めないでほしいなと思います。

泣いてしまってもいいし、弱音を吐いてもいい。
検索魔になってしまう日があってもいい。

それだけ、自分のことを大切にできている証拠ではないでしょうか。

怖かった記憶も、涙が止まらなかった日々も、
全部ひっくるめて、私にとって大切な出産経験になりました。

帝王切開を出産前に受け入れることは難しいし、それが普通です。
超ネガティブになります。それでいいんです。

今から帝王切開を控えている方、
帝王切開に対するネガティブな気持ちは
出産後にやっと、少し受け入れられるようになります。
安心してくださいね。


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